イベント | 群馬大学数理データ科学教育研究センター
イベント

数理・データサイエンス教育に関するFD

令和2年3月16日に「数理・データサイエンス教育に関するFD」を開催しました。今回の開催にあたっては、新型コロナウイルス感染が国内で拡大している状況を踏まえ、対面形式での開催ではなく、webによる周辺の国公私立の大学10校の担当者との双方向のFDとして実施しました。

第1部では「群馬大学における数理・データサイエンス教育」と題して、政府が昨年発表したAI戦略2019に基づく、数理・データサイエンス教育の全国展開に向けた本学の取組について、髙橋啓准教授による説明が、第2部では「動画配信システムとweb会議システムの利用」と題して、ICTを利用した教育について、地理的・時間的な障壁を超えた教育・学習環境の提供を可能にする観点、また、自然災害や疫病等の突発的な状況においても教育の継続を可能にする観点から、井上仁准教授による説明がそれぞれ行われました。

やむなくwebを利用した動画配信として実施した今回のケースですが、講演内容にも沿っており、今後の活用拡大に向けた良いモデルケースともなりました。

説明する井上仁准教授

 

本センター教員によるミニレクチャー~データってなに?コンピュータ誕生の歴史とデータサイエンス~

令和元年7月11日に群馬大学荒牧キャンパス中央図書館において、「データってなに?コンピュータ誕生の歴史とデータサイエンス」をテーマにミニレクチャーを開催しました。担当は本センター・情報数理ユニットの吉良元助教で、データサイエンスを学びたい方々をターゲットにした入門講座として、コンピュータの歴史からデータと情報の意味を学び、正しいデータの扱い方などをレクチャーしました。多くの方々にご参加いただき、普段何気なく使っている「データ」と「情報」について知見が深まったとのご感想をいただきました。
このミニレクチャーは,総合情報メディアセンター主催の教員展示「HELLO! Data Science World!」の一環として開催されました。教員展示は、令和元年9月30日まで、引き続き群馬大学荒牧キャンパス中央図書館にて開催しており、パネル展示のほか、吉良助教含め本センターの教員が厳選したプログラミングや統計学関連の図書を展示しています。図書は利用者証をお持ちの方でしたら貸出が可能ですので、どうぞご利用ください。

ミニレクチャーの様子

パネル展示

第3回数理データ科学セミナー〜データの研究利用に関する倫理的配慮のためのセミナー〜

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平成31年3月19日(火)に群馬大学荒牧キャンパスにおいて,第3回数理データ科学セミナー「~データの研究利用に関する倫理的配慮のためのセミナー~」を,株式会社日立コンサルティング公共コンサルティング本部ディレクターの美馬正司氏を講師としてお招きし,開催しました。

第1部では,学内研究者向けに,個人情報等の取扱やデータ利活用における倫理的配慮ついて,事例を取り上げながら基礎から応用まで詳細な説明がありました。

第2部では,本学が設立予定のデータ倫理審査委員会の準備委員会委員を交えて討論会を行い,美馬氏より専門的な知見からの貴重なご意見をいただきました。

本セミナーにより,本学研究者のデータの研究活用に関する倫理的配慮について理解を深めることができました。今後数理データ科学教育研究センターは,データ倫理審査委員会を設立し,本学研究者のデータの研究利用の安全性確保するとともに,研究データ利用の発展に貢献していきます。

熱心に聴講している研究者たち

ご講演の様子

ディスカッションの様子

第2回数理データ科学セミナー(次世代モビリティ社会実装研究センター共催)

平成31年1月31日(木)、2月1日(金)に群馬大学荒牧キャンパスにおいて、第2回数理データ科学セミナー(パーティクルフィルタ研究会、本学次世代モビリティ社会実装研究センター共催)を、産学の関係者を集めて開催しました。

第1部では、日本工業大学生駒哲一教授、本センター高橋啓准教授より状態推定に用いられる粒子フィルタについて基礎から応用まで詳細な説明がありました。また、愛知工科大学荒川俊也教授、千葉大学川本一彦教授、株式会社デンソーアイティラボラトリ鈴木幸一郎氏より、自動車、画像関連のデータ解析についての講演がありました。

第2部では、本学次世代モビリティ社会実装研究センター太田直哉センター長から同センターの概要及び施設について紹介がありました。参加者の中には自動車、画像関連のデータ解析の専門家が多く、同センターの今後の更なる利用促進を期待させる質疑応答がありました。

本セミナーは、今後本センターが、本学次世代モビリティ社会実装研究センターはもちろん、他機関との研究活動を推進していく上での道標となる内容でした。今後も、画像を中心としたデータ利活用の促進について、進めていきます。

小学生向けプログラミング教育の実施

本センターは本学教育学部附属小学校と連携し、平成30年12月18日(火)附属小学校において、教育用マイコン「micro:bit」とプログラミングを取り入れた授業を行いました。

この取り組みは、小学校5年生の家庭科における単元「室内の明るさ」において、室内の明るさが適切かどうかを「micro:bit」で測定すると同時にわかりやすく表示することにより、快適な住環境を実現することを学習目標としたものです。

児童は積極的に参加しており、進んでプログラミングに取り組む場面が見られました。今回の取り組みは、附属小学校の教員だけでなく、群馬県教育委員会の指導主事、本学教育学部家政専攻の教員及び学生など、20名以上にご参観いただいた大盛況の授業となりました。

この授業は、本センターのミッションの1つである、Society5.0に向けた初等中等教育におけるICTを活用した教育法の研究の一環として行ったものです。本センターでは、引き続きICTを活用した教育の研究を進めていきます。

Matching HUB Kanazawa 2018

本センターは、国立大学法人 北陸先端科学技術大学院大学主催「Matching HUB Kanazawa 2018」(平成30年11月1日(木)~2日(金)ANAクラウンプラザホテル金沢にて開催)に参加しました。

本センターの教育・研究活動及び将来の展望について紹介させていただき、産業界、大学関係者及び政府関係者など多くの方々から関心を寄せられ、改めて社会からの期待の大きさを知る機会となりました。

数理データ科学教育研究センターキックオフシンポジウム〜データ利活用が切り開く未来社会〜

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平成30年9月21日(金)、群馬大学荒牧キャンパスにおいて、「数理データ科学教育研究センターキックオフシンポジウム〜データ利活用が切り開く未来社会〜」を、産官学の関係者約100名を集めて開催しました。

本キックオフシンポジウムにより、データ利活用が切り開く未来社会像がより具体化され、センターは大きな1歩を踏み出すこととなりました。

ぐんまジュニアICTクラブ・プログラミングスクール

平成30年9月8日(土)に本学桐生キャンパスにおいて,小中学生を対象とした「ぐんまジュニアICTクラブ・プログラミングスクール」桐生校が開かれ,山﨑浩一数理データ科学教育研究センター長が講師を務めました。親子80名が参加し,プログラミングの基本と応用について学びました。

プログラミング研修会

平成30年8月3日(金)に教育学部附属小学校において,同校の教員を対象に教育学部附属小学校と数理データ科学教育研究センターとでプログラミング教育研修会を共催しました。(参加者:教育学附属小学校教員21名,数理データ科学教育研究センター教員3名)

今回のプログラミン教育研修会は、2020年度から実施される学生指導要領に盛り込まれたプログラミング教育について、初等教育における体系的な教育モデルの確立を目指すことを目的に開催されました。数理データ科学教育研究センターの山崎センター長から『プログラミング教育の基礎理解』と題し講演があった後,参加者が6グループに分かれ,自由にテーマ設定しグループディスカッションを行いました。グループディスカッションの最後では、参加者から「普段やっている教育の中に,すでにプログラミング教育が存在していることがわかりました。その内容にプログラミング教育としてのスポットをあてることで,子供へのプログラミング教育は成り立つという発見があった。」などの発表がありました。

平成30年度 ICT機器利活用講習会

平成30年7月25日(水)に桐生市立教育研究所にて行われた「平成30年度 ICT機器利活用講習会」において,山﨑浩一数理データ科学教育研究センター長が講師を務め,プログラミング教育の考え方について講演し,タブレットPCによるプログラミングソフトの体験授業を行いました。

第1回数理データ科学セミナー~ICT革命と大学教育~

平成30年6月8日(金)に本学荒牧キャンパスにおいて,ICTやデータを高度に利活用できる人材育成の取組みや組織運営体制についての理解を深めることを目的として,数理データ科学分野のトップランナーとして活躍する大阪大学の尾上孝雄副学長,筑波大学の猿渡康文大学経営改革室長を講師としてお招きし,「第1回数理データ科学セミナー~ICT革命と大学教育~」を開催しました。詳細はこちら

えほん『ルビィのぼうけん』にみる女の子の可能性~プログラミングで世界が変わる、プログラミングが世界を変える~(本学男女共同参画推進室と共催)

 平成30年3月15日(木)に本学荒牧キャンパスにおいて,本学男女共同参画推進室と数理データ科学教研究センターとで女性活躍セミナーを開催しました。その中で,世界15カ国以上で大反響“プログミングを身近に楽しく学べる”フィンランド発の絵本『ルビィのぼうけん』翻訳者でプログラマー鳥井雪さんをお招きして,ルビィの魅力を語っていただきました。また,本学理工学府電子情報部門 桑名 杏奈 助教より「プログラミングは世界を変える?」を講演いただきました。