センター長ご挨拶 | 群馬大学数理データ科学教育研究センター
センター長ご挨拶

青木センター長

 Society 5.0の推進により実現される「超スマート社会」では,世の中に溢れる非構造化データをどう活用するかが鍵となりますが,データ解析のためのコンピュータスキルのみならず,データを元に新たな産業を創出する分野横断的な思考力,を持つ人材育成が必須となります。こうした人材育成を担うべく,義務教育ではGIGAスクール構想,高校教育では情報やSTEAM教育,大学教育ではデータサイエンス教育,社会人ではリカレント(リスキリング)教育が推し進められております。

 群馬大学数理データ科学教育研究センターでは,Society 5.0の基盤支援に向けて,情報数理及びデータ科学を中心とした情報学分野の教育を展開するとともに,分野横断的な思考力を持つ人材の育成及び研究推進に取り組んでおります。

 これまで,データ利活用インフラ整備では独立行政法人統計センターとのオンサイト施設の利活用締結,データサイエンス教育では文部科学省のMDASH認定などを推し進めてきました。今後は学生へのデータサイエンス教育を中心としつつも,その入り口と出口を網羅し,スピード感を持った課題解決に取り組みます。