数理・データサイエンス教育に関するFD

令和2年3月16日に「数理・データサイエンス教育に関するFD」を開催しました。今回の開催にあたっては、新型コロナウイルス感染が国内で拡大している状況を踏まえ、対面形式での開催ではなく、webによる周辺の国公私立の大学10校の担当者との双方向のFDとして実施しました。

第1部では「群馬大学における数理・データサイエンス教育」と題して、政府が昨年発表したAI戦略2019に基づく、数理・データサイエンス教育の全国展開に向けた本学の取組について、髙橋啓准教授による説明が、第2部では「動画配信システムとweb会議システムの利用」と題して、ICTを利用した教育について、地理的・時間的な障壁を超えた教育・学習環境の提供を可能にする観点、また、自然災害や疫病等の突発的な状況においても教育の継続を可能にする観点から、井上仁准教授による説明がそれぞれ行われました。

やむなくwebを利用した動画配信として実施した今回のケースですが、講演内容にも沿っており、今後の活用拡大に向けた良いモデルケースともなりました。

説明する井上仁准教授